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276:(no_name)  ID:#3ff834a72b    2018-05-12 22:32:52

説明ありました。納得した。 > 一般に危機管理メカニズムは、たとえ如何なる主張が対立して両者の関係が悪化し緊張した場合においても、少なくとも最悪の事態は避けなければならないという最後の一点を双方が共有していることが前提であり、一種の最後の防波堤である。 > したがって、政治・外交関係が良好でないほど両者はこの最後の一点を確実なものとするためのチャンネルの構築と実効性の確保を追求することが一般的である。だからこそ我が国は時々の情勢や両国関係の如何に関わらず、あらゆる機会を活用して協議の継続とメカニズムの早期運用開始を働きかけてきた。 > その意味で最近の当該協議に対する中国の対応は歓迎されるものである。またこのような中国の対応の変化は両国関係を良好なものとしたいとする中国の意図を現したものと言える。 > > 既に中国が他国と結んでいる危機管理メカニズムとして有名なものに、米中軍事海洋協議協定(MMCA: Military Maritime Consultative Agreement)がある。米中間のMMCAは平成6年(1994年)に黄海で発生した米海軍と中国海軍との間で生起した危機を発端として結ばれたメカニズムである4。両国国防当局は当該メカニズムによって規定された会合を年に1回の割合で定期的に実施しており、今日に至るまで、MMCAは両者の定期的意思疎通の貴重な機会として機能している。 > > 日中間の海空連絡メカニズムの締結に向けた第3回協議の合意事項である年次会合、専門家会合が実現すれば、それらはMMCAで規定された会合に相当するものになるだろう。早期の実現を期待するところである。 > > ホットライン > > 第3回協議の合意事項に日中防衛当局間のハイレベル間でのホットラインの設置が盛り込まれている。 > ホットラインとは元来、両国政府首脳が直接通話できる直通の電話回線を指す用語であり、米ソ冷戦時代、キューバ危機を契機にホワイトハウスとクレムリンとの間に設けられたとされるものが有名である。