以下のコメントを非表示にします。宜しいですか? ※一度非表示にした場合、元に戻せません。 コメントを非表示にした操作の一切の責任はサイト運営者が負うことはなく、非表示操作をしたユーザの責任となります。 155:(no_name) ID:#2f7747288e 2018-03-18 21:51:41 なぜ「嘘松」はなくならない? 日本ネット文化の「盛る」DNA https://www.j-cast.com/2018/03/18323909.html?p=all 「嘘」が流行るご時世だ。安田大サーカス・クロちゃんの「嘘つきキャラ」がテレビで人気になれば、米国ではドナルド・トランプ大統領が「フェイクニュース!」を連発する。 そして、ネットに溢れているのは、「嘘松」という言葉である。 主にツイッターなどでの嘘・誇張まじりの投稿、あるいはそうしたツイートを行う人を差す「嘘松」は、今やネットスラングとしてすっかり定着した。人はなぜ「嘘松」をしてしまうのだろうか。識者に聞いた。 最近、話題になった「嘘松」といえばこのツイートだ。 「私の名字は日本でも珍しい『嘘松』といいますが、最近ネットで相手を嘘 つき呼ばわりするときに『嘘松』というものに認定するというトレンドがあるみたいです 『嘘松』という言葉は私のようにそれが名字の人もいます 悪いイメージで言い放つのはやめてください。お願いします」 2018年3月12日ごろから注目を集めたこの書き込み、15日現在アカウントごと消されてしまっており、真偽のほどは定かではない。ただ、ネット上で確認できる各種の名字データベースには、「嘘松」などというものは確認できない。「宇曽(うそ)」「宇曽谷(うそたに)」といった名字は実在するようだが......。おそらくは「釣り」、つまりこのツイート自体が「嘘松」である可能性が高い。 「嘘松」という言葉は2016年に入って本格的に使われるようになったネットスラングである。あるツイッターユーザーが自らの「目撃」したエピソードを投稿したところ、現実離れした内容から「嘘ではないか」と叩かれ、その投稿者がアニメ「おそ松さん」のファンだったことから、これをもじって生まれたのが「嘘松」だ。 現在では、広く嘘や誇張が含まれる「実話」「目撃談」を書き込む人、あるいはそうした投稿そのものを「嘘松」と呼ぶのが一般的となっている。J-CASTニュースがツイッターで行った簡易アンケートでは、「嘘松を何度も目撃したことがある」とした人は73%(173票中)に達する。 「いいね」のためなら嘘をつく→12% よく「嘘松」といわれる投稿としては、「街で見かけたイケメンが萌える言動をしていて悶絶した」といった腐女子系を筆頭に、「横暴な言動をする輩を居合わせた人が正論でこらしめた」などのスカッと系、「マニアックな趣味を他者(高齢者や外国人、ヤンキーなど)に肯定してもらう」などのオタク系、「家族の感動、あるいは笑えるエピソード」を紹介する家族系などがある。最近では、「電車内」「女子高生」「拍手喝采」などの嘘松にありがちなキーワードの分析も進み、「嘘の嘘松」エピソードを投稿する「大喜利」まで行われるなど、状況はますますカオスになっている。 人はなぜ、「嘘松」に走るのだろうか。 しばしば説明されるのは、投稿者の「承認欲求」だ。ネットセキュリティ企業「カスペルスキー」が2017年1月に発表した、日本を含む世界18か国の男女を対象にした意識調査では、ソーシャルメディア(SNS)で「いいね」を得られるのであれば、12%が「実際には行っていない場所に行ったふりをする/していないことをしたふりをする」と回答した。 さらにITジャーナリストの井上トシユキさんは、「話を『盛る』ということは日本のネット文化の、ある意味『基本』なんです」と分析する。 |