以下のコメントを非表示にします。宜しいですか? 
※一度非表示にした場合、元に戻せません。 
 コメントを非表示にした操作の一切の責任はサイト運営者が負うことはなく、非表示操作をしたユーザの責任となります。

123:(no_name)  ID:#8c65295d46    2018-03-06 23:48:02

人類の「進化した遺伝子」は私たちにアルコールをとることを止めさせるかもしれない 新しい研究によれば、人類は現在、アルコールを接種することに対しての「有害な物理的応答」をもたらす遺伝子を発達させている可能性があることがわかった。 ヒト集団全体にわたる遺伝子の陽性選択の最近の傾向を調べると、アルコールに対する「有害な物理的応答」をもたらす遺伝子の変異体が、直接の遺伝子上の遺伝的体質を持たない様々な集団において同時に出現したことが発見されたのだ。 科学者たちは、人間が進化し始めていると確信しており、私たち人類種は将来、アルコールを接種することをやめているかもしれない。 米国ペンシルベニア大学の 2人の研究者が執筆したこの研究は、科学誌ネイチャーに掲載されている。 彼らは、4大陸の 20の人口集団からの 2,500人分のデータを分析するために、1000個のゲノムプロジェクトの知見をフィルタリングして結論に至った。これは、ヒト変異および遺伝子データをカタログ化した 7年間におよぶ研究の結果だ。 研究者たちは、アルコール分解を助けるためにヒトに通常存在するアルコールデヒドロゲナーゼ(ADH / アルコール脱水素酵素)と呼ばれる一群の酵素が、酵素活性を増加させる遺伝的変異を見出し、その代わりに「アルコール摂取に不利な物理的応答」をもたらすことを発見した。 この場合、アルコールが効率的に分解されないため、アルコールを飲んだ人は気分が悪いとだけ感じ、さらに飲み進めたりすることはなく、あるいは、アルコール依存症になるような飲み方となることもほぼなくなる。 この遺伝的変異は、1つの集団の中だけで見いだされたものではなく、4大陸のそれぞれ異なる場所の 5つの集団において観察されたもので、ここから、その変化が遺伝子上の遺伝的体質の産物であるとは考えにくかった。(※訳者注 / このことは特定の土地や民族の固有の遺伝とは関係ない可能性が高いということ) 研究者たちは、「これらが、共通の先祖からの遺伝子の分岐や流れなどの事象によって、どのように起きたのかという疑問が提起される」と論文で述べている。 また、彼らは、「非常に低い頻度で、適応的に有利な対立遺伝子を導入した場合に、私たちが観察した痕跡につながる可能性はあるが、しかし、今回の研究でのこれらの遺伝子の発現はそれぞれが独自のものであることは明らかだと考えられる」と記している。 著者たちは次のように付け加えた。 「これらのパターンをまとめてみれば、アルコール代謝経路は、広くヒトにおいて最近の陽性選択の対象となっていることを示唆している」(※訳者注 / 難しい表現ですが、おそらく「現在の人類の遺伝上の進化の中で、アルコール代謝についてのことがらが選択されている」という意味だと思います) 「このアルコール代謝経路の遺伝子は繰り返し(進化の)標的とされており、これらの場所で複数の事象が分離されているところから、この選択圧(進化論でいわれる、生物種に存在する突然変異を選択して一定の方向に進化させる現象)は、本研究で対象とした大陸全体(の人種)にわたって作用していると思われる」