以下のコメントを非表示にします。宜しいですか? ※一度非表示にした場合、元に戻せません。 コメントを非表示にした操作の一切の責任はサイト運営者が負うことはなく、非表示操作をしたユーザの責任となります。 156:(no_name) ID:#2f7747288e 2018-03-18 21:52:01 「リングと観客席が一体のプロレス」 井上さんが最近の「嘘松」との類似を指摘するのは、1990年代後半から2000年代前半にかけて流行した「テキストサイト」だ。これらのサイトでは、多くの書き手が、自らの身辺の話題などをユニークな筆致で描いて人気を呼んだ。 「当時は画像や動画を載せるのが難しかったので、言葉(テキスト)だけでわかりやすく出来事を書かなければいけませんでした。すると読者を喜ばせよう、という意識もあって、自然と『盛る』ことになる。それが繰り返される中で、盛り方もだんだん洗練されてくるわけです」 こうした「盛る」ネット文化は、SNS時代となった現代にも受け継がれている。ユーチューバーなどもその系譜にある、というのが井上さんの持論だ。 さらに井上さんは、「嘘」に乗っかって盛り上がる人、ツッコミを入れる人も含め、それを受け入れる「観客」たちの存在も重要だと語る。 「いわばプロレスです。明らかに『盛った』話でも、相手の『技』をとにかく受けてやる、かかってやる。そういう意味ではネットは、リングと観客席が一体になった、壮大なプロレスといえるかもしれませんね」 |