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49:(no_name)  ID:#ba0a4ba7b5    2017-12-12 22:35:05

もしもこの世から「蚊」がいなくなったら? http://gigazine.net/news/20141001-world-without-mosquitoes/ ゴキブリやカメムシと並んで「なんでこの世に存在するのか意味がわからない!」と考えている人が多いかもしれないのが「蚊」の存在。世界でもそんな蚊がこの世から絶滅したらどんな世界になるのかが研究されているのですが、その結論はなかなか複雑なものがあるようです。 しかし、科学者の多くはこの世から蚊がいなくなることが環境に与える影響について「一時的な影響は受けるもののすぐに他の生物によって埋め合わされ、しかもよい結果を招くことになるだろう」と考えています。その影響については、「駆除することによる不都合点が見つからない」とするイリノイ州立大学のSteven Juliano氏や、「より安全な世界になり、人類にとって顕著なものとなるだろう」とするブラジル・サンタカタリーナ連邦大学のCarlos Brisola Marcondes氏のような意見が存在しています。 蚊が駆逐されることで生態学的な影響を強く受けるのは、ある種の蚊が生息する北極圏のツンドラ地域だと考えられています。雪が溶ける季節になると前年に産み付けられた卵から幼虫が孵化、その後おびただしい数の成虫になった蚊が真っ黒な雲のように空を覆うほど大発生する地域では、蚊は豊富な食糧源になることもあるのです。 ミシガン州立大学の昆虫学者であるRichard Merritt氏は「蚊は『おいしい食べ物』である上に非常に捕まえやすいエサになります」と語ります。もし蚊の幼虫がこの世からいなくなると、数百という種類の魚が従来とは違う食べ物を探さなくてはならなくなりますが、生き物の食生活は多くの場合に遺伝子レベルで受け継がれているものなので、考えられているほど容易なものではなく、食物連鎖に影響を及ぼすことになることが考えられます。同様に、クモやトカゲ、カエルなどの生き物も一定の影響を受けることになるといえます。